俳人・正岡子規の妹である。明治の女の模範的な例かもしれない。
正岡子規が結核に倒れると、息を引き取るその瞬間まで献身的な介護に当たります。しかし律の介護の甲斐もなく、子規は34歳の若さでこの世を去ります。
律が偉いと思うのは、その後共立女子職業学校に入学して、裁縫、家事、修身、国語、算術、理科を学ぶことです。そして卒業後は教師となり家政を教えたということです。相当厳しい教師だったのですが、愛情に溢れ生徒にも慕われていたようです。私はここに現代女性に欠けている明治の女の逞しさを感じます。
それは、形、年齢にこだわらない、生涯勉強の姿勢です。
広告会社に勤める我々も、時代の変化に応じ、常に勉強することが大事ではないでしょうか。
梅活けて君待つ庵の大三十日 正岡子規


