9日間ほど海外に行ってまいりました。
その話は追ってご報告したいと思います。
今日は、先月観たテレビで印象に残った番組の話です。
先月上旬頃でしたか、「黒澤明ドラマスペシャル」と題した
黒澤監督の映画2作をリメイクしたドラマが
2夜連続で放送されました。
第一夜の「天国と地獄」は44年前(1963年)の作品。
私も当時映画を見ました。
シューズメーカー常務の運転手の息子が
自分の息子と間違えて誘拐されたことをきっかけに、
全財産と地位を捨て他人の子供を救えるかという
経済性と人間性の葛藤を描いていたものです。
主演は、映画では三船敏郎に対して
ドラマでは佐藤浩市が演じていました。
第二夜の「生きる」は55年前(1952年)に映画化されたもので、
この作品を私は当時、学校の団体鑑賞で見ました。
無気力に過ごしてきた市役所の課長
(映画では志村喬主演のところドラマでは松本幸四郎)が、
すい臓がんが見つかり医師から余命半年
と宣告されたのをきっかけに
「生きる」ための意味を見出すという作品です。
映画とドラマは時代設定も違うのですが、
映画を観た当時とは世代や環境が違うせいか、
多少違った印象に感じました。
しかし55年ぶりに接したストーリーからは、
ヒューマニティや生きるということの素晴らしさを
再認識することができました。
